一粒ダイヤネックレスのカンのつき方の違い
こんにちは、オレフィーチェスタッフのやまざきです。
今回は一粒ダイヤネックレスをお探しの方からお問い合わせが来ることもある、一粒ダイヤネックレスのモチーフとチェーンをつなぐパーツ"丸カン"のつき方についてお話しします。
【カンの着き方】
両吊り(※)の一粒ダイヤネックレスには、おおまかに2通りのカンの着き方があります。
カンが横を向いているか、正面を向いているか、という点です。
※トップが固定されているデザイン
① カンが横を向いており、着用したとき体に対して垂直。 横から見て横方向にカンがついている。 |
② カンが正面を向いており、着用したとき体に対して平行。 横から見て縦方向にカンがついている。 |
どちらになるかはデザイナーの製作意図や、全体の雰囲気とバランスを見て、決めるケースもあります。
①のタイプはこちら。
K18「ネオヌード」ネックレス | K18「メアリー」ネックレス | K18「0.2ct ラウラ」ネックレス |
カンの存在感を比較的なくし、すっきり見えるデザインです。
②のタイプはこちら。
K18「ダイヤ ヌード」ネックレス | K18「トリー」ネックレス | K18「キャサリン」ネックレス |
カンの輪っかの部分が正面から見えるデザインであり、カンの部分が動物の耳にも見えることから、くまさんやみみと呼ぶ方もいます。
オレフィーチェのフクリン留めネックレスはこちらのパターンが多いです。
【カンの向きには理由がある】
どちらにもそれぞれメリットとデメリットはあり、こっちがいいあっちがいいと様々なところで言われてはいますが一概にこちらの方が優れている、という基準はありません。
ただ、オレフィーチェでカンを正面を向くようについているものには理由があります。
それは、着用時の見え方です。
短めに着けたり首回りがしっかりしている体格の方やハイネックの服を着ているときに着けるとトップに対してチェーンが横に向かいますよね。
そんな時カンが垂直についているものだと、チェーンの動く向きが固定されている為やや不自然な印象になることも。
K18「トゥワイス」ネックレス | K18「ネオトゥワイス」ネックレス |
ですがカンが正面を向いていれば、チェーンの可動域が広がりチェーンが上下に動くことができるため、自然に見えます。
このように、オレフィーチェの製品では着用したときのシルエットの美しさを優先して、カンを正面向きにデザインすることがあるのです。
【なぜそうでないものもあるのか?】
多いと言ってもすべてのネックレスがカンが正面を向くつき方をしてるわけではありません。
人気の「ネオ」シリーズや「ラウラ」も異なります。
石座のデザインや幅などによっては、トップに対してカンをつけることのできる面積が限られていることがあるためです。
①
カンの接地面が横方向
|
② カンの接地面が縦方向 |
もちろん、枠のデザインによって合う合わないがありますし、人によって見え方や着け方の好みは様々ですので「どちらの方が良い」というものではありません。
一粒ダイヤネックレスはそうそう何本も購入するようなものではないと思います。
吟味を重ねるジュエリー選びだからこそ、たくさんのデザインを比較して、ご自分にぴったりの一粒ダイヤを見つけてください。
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