瑞々しい輝き「ローズカットダイヤ」とは?貴族も恋に落ちた、知る人ぞ知る宝石
※アイテムの価格は記事公開日時点のものとなっております。
『ローズカットダイヤモンド』をご存じですか?
ダイヤモンドをバラのつぼみのようにカットした、ロマンティックな宝石です。
定番のブリリアントカットに比べて、扱っているお店が少ないのでまだ知らない方も多いはず。
「うるうる」の透明感溢れる輝きは、新しいダイヤの魅力に恋に落ちてしまうかも。
本日は新しく出会うダイヤモンドの魅力に、高鳴る胸のときめきをお届けいたします。
ローズカットとは?由来は?
ダイヤモンドの原石は透明の石。研磨職人が石をカットすることで輝きの命が吹き込まれます。
実はローズカットは、ダイヤモンドのイメージであるブリリアントカットより長い歴史を持っているアンティークカット。
16世紀のヨーロッパは、まだ電灯が発明されていない時代。宮殿で開かれる夜会のキャンドルの灯りでも、優しくゆらめくローズカットは、貴族たちに好んでつけられていました。
時がたち17世紀。
夜会で誰よりも目立つために仕立てた煌びやかなドレスに映えるよう、ダイヤモンドにも‟輝き”が求めれるようになりました。その後ブリリアントカットが開発され、ダイヤモンドの主流カットへと変化していったと伝えられています。
特徴と魅力
ブリリアントカットを「きらきら」と表現するなら、ローズカットはまさに「うるうる」。
鮮やかに咲く花の上に、ぽたりと落ちた水滴のようなみずみずしさが特徴のローズカット。ダイヤモンドという素材本来が持つ、自然な透明感を感じることが出来ます。
控え目で上品なきらめきは、職場やママ同士のお付き合いなど、様々な身だしなみに気をつかう場からちょっとした外出まで、どんなシーンでも安心して使えますね。
カットによる印象の違いは?
▼ブリリアントカットとの違い
●ブリリアントカット・・・反射や屈折率を計算しつくした58面のカット
●ローズカット・・・三角形を組み合わせた24面のドーム状のカット。裏面が平面。
ローズカットは光らない?
「ローズカットはブリリアントカットに比べてキラキラ光らない?」そう聞かれたら、イエスと答えます。
なぜなら、ローズカットの輝きは、ブリリアントカットの"キラキラ”の光り方とは全く別物。
カット面が細かいブリリアントカットは、ファイアを散らして弾けるように輝くので、例えるなら花火。
対して、カット面が大きいローズカットは、穏やかな湖面に優しい朝日がさしたような、柔らかで優しい煌めきなのです。
華やかなキラキラ感は控え目なだけで、「ローズカットは光らない」というわけではございません。
元々が暗闇の中キャンドルのささやかな灯りでも、きらめくように考えられたローズカット。
もちろん明るい場所でも美しい宝石ですが、ぜひ帰り道など夜の電灯の下で、ローズカットをのぞいてみて下さい。息を飲むほどの「うるうる」の輝きに、きっと見惚れてしまうはず。
シリーズで集める熱いファンも多いローズカット。まさに"知る人ぞ知る”、通な宝石ですね。
カット1つで変わる印象
ローズカット | ブリリアントカット |
もしかしたら同じ原石から生まれたかもしれない2石のダイヤモンド。
カット1つで対照的な表情に変わります。
ーこんな人におすすめ
・派手すぎず、主張しすぎないものが好き
・シーンを選ばず、日常でもさらっと使いたい
・ヴィンテージ感のあるものに惹かれる
・上質で洗練された雰囲気に憧れる
扱っているお店が少ないのはなぜ?
高さの低いダイヤモンドの原石から切り出すローズカットは、形の良いものを揃えて仕入れることが難しい宝石。
さらに、カット面の少ないローズカットは、その反射の少なさから中の内包物やカラーの品質がありのままに現れます。
仕入れの際、オレフィーチェの基準を満たすルースは10個に1つ。悪い時はなんと100個に1つしか出会えないことも。
そのためブリリアントカットのルースに比べ選定になんと2倍の時間がかかります。プロの選択眼と確かな入手ルートがないと品質と価格の両立が難しいため、取り扱っているお店が限られているんです。つまり、ローズカットはダイヤモンドの品質が良くないと扱えない宝石とも言えますね。
平べったいローズカットは中央が透けてしまうため、ドーム型に厚く盛り上がったローズカットを求めて、オレフィーチェでは毎回インドに直接買い付けに行っています。良いローズカットはなかなか手に入らないため、まれに販売数量が確保できなくなる時もあるほど・・・。
それほど貴重で、手間もコストもかかるローズカット。
しかし、そこはジュエリー好きの集まりであるオレフィーチェ。沢山の時間をかけても、この魅力を多くの方にお伝えしたいと思うほどに、魅力溢れる宝石なのです。
人気アイテムをご紹介
ミル打ちがローズカットの優美さを際立たせるクラシカルなリング
2024年に登場したのは、ローズカットダイヤモンドを使用したハーフエタニティ、「ガレロワ ローズ」リング。
ローズカットとミル打ちの組み合わせ、クラシカルで優美な雰囲気を纏った、オレフィーチェらしいデザインのジュエリーです。
▼全て税込み
K18/Pt「ガレロワ ローズ」リング ¥91,300
優美なムーンモチーフをシグネチャーリング風に
2023年冬のホリデーコレクションで登場。サイズの異なるローズカットとラウンドブリリアントカットがランダムに敷き詰められ、うっとりとする贅沢な煌めきを放ちます。
▼税込み
K18/Pt「ルナーレローズ」リング ¥154,000
不動の人気を誇る取り巻きデザインで楽しむローズカット
オレフィーチェのローズカットジュエリーの中でも特に人気の高い「ビジュー」シリーズ。
上品な輝きを放つローズカットダイヤモンドと、それを引き立てる繊細な輝きのブリリアントカットのメレダイヤ。二つの輝きを一度に楽しめる、魅力的なデザインです。
▼税込み
K18/Pt「ビジュー」リング ¥79,200
K18/Pt「ビジュー」ネックレス ¥58,300
K18/Pt「ビジュー」ピアス ¥106,700
よりミニマムなサイズでカジュアルに身に着けられるローズカットジュエリー
2021冬の新作コレクションには「ビジュー」シリーズから、一回り小ぶりな「ミニビジュー」リングとネックレス、そしてダイヤモンドの輝きをそのまま肌にまとっているような感覚を楽しめる「カヌレ」リングとネックレスが登場。
2種類のダイヤモンドの輝きを贅沢に独り占めできるロマンティックなジュエリーは、冬のシックな装いに品よく華を添えます。
▼左から/全て税込み
K18/Pt「カヌレ」ネックレス ¥47,850
K18/Pt「ミニビジュー」ネックレス ¥51,700
K18/Pt「ミニビジュー」リング ¥58,300
K18/Pt「カヌレ」リング ¥51,700
「ミニビジュー」シリーズからは、のちにピアスも発売いたしました。程よい存在感のモチーフが品のいい印象に。
K18/Pt「ミニビジュー」ピアス ¥64,900
飾りすぎないナチュラルな雰囲気に。
上質なローズカットダイヤをあしらい、そのピュアな透明感を堪能できる一粒ダイヤのプチネックレス。肌に馴染み、角度によって強くきらめく独特の美しさをお楽しみいただけます。
▼税込み
K18/Pt「キース」ネックレス ¥55,000
特別なルースを使用したスペシャルなシリーズ
ローズカットダイヤ専門メーカーから仕入れた、特別なルースを使用したスペシャルな「ポレールローズ」シリーズ。
ワンランク上のVSランクのダイヤモンドは、より透明感のある、涼やかなローズカットをお楽しみいただけます。
▼左から/全て税込み
K18/Pt「ポレールローズ」ピアス ¥30,250
K18/Pt「ポレールローズ」ネックレス ¥53,900
K18/Pt「ポレールローズ」リング ¥91,300
◇
貴族も愛したロマンティックな宝石ローズカット。
ダイヤモンドの新たな一面に恋に落ちてみてはいかがでしょう。
コメントを書く
このサイトはhCaptchaによって保護されており、hCaptchaプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。