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記事: 動物からのSOSを聞く。人と動物が楽しく暮らせる社会を目指して。

動物からのSOSを聞く。人と動物が楽しく暮らせる社会を目指して。

【12月28日更新】自分以外の誰かを助けるために一歩を踏み出す。自分の信念に従って活動している今回の"輝く人"。愛する存在を守るため、日々行動しているその様子を取材しました。

“多様な日常”を探るべく始まった連載「輝く人にインタビュー」。第五回目はクリスマス募金を通じて出会ったワンちゃん猫ちゃんの福祉向上のため活動している団体、公益社団法人「アニマル・ドネーション」の山本さんにお話を伺いました。

<Shining person> Profile

山本和子さん

公益社団法人アニマル・ドネーションに所属

WEBディレクターや今年立ち上げた多頭飼育崩壊に関する緊急支援基金を担当。

日々の仕事の傍ら、日本の動物たちの福祉を考え、

人と動物が本当の意味で楽しく暮らす世界を目指して行動している。



<インタビュアー担当>

カスタマーサポート はらだ

入社以降カスタマーサポートに所属し、一番お客様とのコミュニケーションをとっているはらだ。

自身も育児放棄されたワンちゃんを保護し、一緒に暮らしていた経験から動物の保護や福祉への活動に対して関心を持っていた。

日頃から街中での寄付などにも参加するほど。今回のクリスマス基金でアニマルドネーションさんの活動に共感し、動物愛護への寄付を選んだ。


<インタビュアー担当>

企画 ちばくん

カスタマーサポートを2年経験後、企画チームに配属され今年で2年目。

実は小さいころに犬にかまれて以来ほんの少し動物が苦手。触れないものの、動物を愛しく感じていてYouTubeやSNSでいつも見ているため、募金や寄付には関心があるが「分からない」という気持ちがあり、あまり積極的に参加したことがない。

今年のクリスマスは、オレフィーチェ初めての試みとしてクリスマス基金を行っています。

※こちらのプログラムは12月28日(月)をもって終了いたしました。ご参加くださった皆さまありがとうございました!

▶CHARITYPROGRAMについてはコチラ(応募期間は終了しております)

今回のインタビューでは、クリスマス募金の支援先の1つ<動物愛護の支援>に関連して、ワンちゃん猫ちゃんの福祉向上のために活動している団体を支援している「アニマル・ドネーション」で活動している山本さんにお話を伺くことが出来ました。

今、日本に住む動物たちはどんな状況にいるのか。詳しくお話を伺いました。


 

きっかけはドッグランでの運命的な出会い

青:ちばくんピンク:はらだ黒:山本さん

(ちばくん)本日は、公益社団法人「アニマル・ドネーション」の一員として活動していらっしゃる山本さんにお話を伺いたいと思います。動物福祉をメインに活動されていらっしゃるとのことなんですが、やはり元々動物がお好きだったんですか?

ーそうなんです!小さい頃、犬を飼っていたのもあり犬が大好きでして。

この活動に参加する前は会社勤めをしていたんですが、そのころから本当は犬を飼いたいな~とずっと思っていたんですが、激務だったこともあり、なかなか散歩とかお世話することが難しいかなと思って、そのころは飼えませんでしたね。

ただ、退職してからはずっと願っていたこともあって迷わず飼い始めました!

(ちばくん)そうなんですね!と、いう事は以前からこういった活動に関心があったのですか?

ー当時から知っていた、というわけではないんです。とあるきっかけがありまして…

(ちばくん)きっかけですか?

ー前職を退職して、犬を飼い始めてからなんですが、梅雨の季節に犬のストレス発散も兼ねて室内ドッグランに行ったんですね。そこはドッグトレーナーさんがいて、犬の保育園も併設しているドッグランだったのですが、そこで初めて『保護犬』という存在を知りました。

(ちばくん)保護犬…ニュースとかでよく目にします。

ーそのドッグランのオーナーさんが飼っていた子たちが元保護犬だったのですが、2匹ともしっかり躾けられていて驚いたのを覚えています。

当時私の飼っていた子はやんちゃな性格の子犬だったので、どんな犬にでも突っ込んでいくような子で…オーナーさんとも話して保育園に通わせたのですが、その中でもその元保護犬たちに犬の社会性を教わっていましたね。

(はらだ)確かに、犬同士で学ぶことってありますよね。こういう時はこうしちゃダメとか、これをやったら怒られるとか。

ーそうそう。そういうのは犬同士の触れ合いの中で学んでいく方が習得も早く、それをしっかりと教えてくれたのが元保護犬たちだったんです。

当時の私は、保護犬に対して勝手に「なにか"飼いにくい理由"があるから手放されてしまった」と思っていたんですね。あまり知らないのに。

でも、しっかり躾けられていたというのはもちろんあると思いますが、こうして犬の社会を教えてくれる良き先輩となってくれている姿や、飼い主の指示をしっかりと聞く姿に、「保護犬って賢いんだ!」と今まで思い描いていた保護犬のイメージがガラッと変わったのを覚えています。

(ちばくん)恥ずかしながら私も、今こういったお話を聞くまでそういうイメージがどこか頭の片隅にありました…。実際はそんなことないんですね。勉強になります。

ーそこで保護犬に対するイメージが変わって、でもそもそも保護犬って何なんだろう、と疑問を持ったんですね。保護犬についてもっと調べてみようと思って調べ始めて、日本の犬・猫が置かれている現状を知ったんです。

ーそして、確かちょうどその頃に被災地に派遣されたレスキュー犬のゆめのすけくんが元保護犬というのを見て、すごい!と。もうゆめのすけくんの本とかも買って読んだりして、急に保護犬という存在を身近に感じるようになりましたね。

(はらだ)ドッグランで偶然出会い、そして別のところでもちょうど保護犬という存在を感じるようになった、というのは何かの縁を感じますね。保護犬について調べ始めたとのことですが、その時に現在所属されているアニマル・ドネーションさんに出会ったんですか?

ー実は、アニマル・ドネーションの代表である西平が前職の同じ部署の先輩でして…(笑)

それまでは全く知らなかったのですが、退職して保護犬について調べる中で西平がこういった活動をしていると知り、直接話を聞きに行ったのがきっかけです。

(ちばくん)えっ!!すごいつながりですね!!(笑) ますます何かの縁を感じてしまいます…!

ーそうなんですよね(笑)

それで話を聞いて、やっぱり私は自分の飼っていた犬に対してとても良くしてくれた保護犬たちになにかお返しをしたい、恩を返したいって思ったこともあって、この活動を始めました。

もちろん動物業界のことは右も左も分からない状態だったので、自分には何ができるだろう、と。

ただ、前職で編集系に携わっていてそのノウハウを活かして即戦力で動けると思ったので、編集とかWEBのディレクターとかをメインに活動に参加し始めました。

(はらだ)もし梅雨のあの日に保護犬に出会ってなかったら。もし知り合いに活動をされている人がいなかったら…。そう思うと、ものすごい確率でしたね。

 大切な想いを預かるから、その不安を解消したい

(ちばくん)山本さんが活動されている公益社団法人アニマル・ドネーションは、どのような活動をしていらっしゃるんですか?

ー例えば、寄付や支援をしたい!と思っても、どこに寄付をすればいいのか分からない…。という方は多いのではないでしょうか。

(ちばくん)私、まさにその「どこに寄付をしたらいいかが分からない」タイプなんです!本当に行くべきところに届いているのか、しっかり使われているのかが分からなくて、支援したい!と思ってもなかなかその一歩を踏み出せないんです。

ーそこで私たちアニマル・ドネーションは、そんな気持ちを少しでも解消するため、「動物の福祉を世界トップクラスにする」というミッションを掲げ、支援をしたいと思う方と、支援を必要としている団体をつなげる役割をしている中間支援組織として活動しています。

ー最前線で活動してくださっている団体ってたまにニュースやテレビに取り上げられるような大きいところは少なくて、もっと小規模なところが多いんですね。

そして活動されていらっしゃる方もボランティアなので、普段は会社員として働いていたり、ご自身の仕事がある方が多いので、なかなか活動資金を集めることが難しいんです。特に保護団体の場合は、目の前にあるレスキューで手一杯になってしまって…。

(はらだ)ボランティアなんですね!自分の生活もあるし、仕事をした上でレスキューもとなると、かなり負担がかかってしまいますね。それでも目の前の命を救おうと奮闘されている団体の皆さん、本当にすごいですね…。

ーそこでアニマル・ドネーションでは、その資金調達の部分を後方支援という形で担当して、団体さんが現場に集中できるようにしています。

従来でしたら団体主催の譲渡会やセミナーなどで募金や資金集めなどもできていたのですが、特に今年はこのコロナの影響で開催できなくなってしまいました。

(ちばくん)たしかに、SNSなどでもそういった話題を目にすることが多かったように思います。

 この団体というのは、なにか基準があって選ばれているのですか?

ー今は20団体が認定団体として登録されているんですが、こちらは年に1回今くらいの時期に公募をしていてエントリーをしていただいています。

団体の選定はとても大事なことなので時間と手間をかけています。出していただく書類も収支報告を含めて複数枚ありますし、最終的には担当リサーチャーと呼ばれるボランティアスタッフが現地に赴いて直接訪問しています。

なので、北海道や青森の遠方に飛ぶこともあります(笑)

(ちばくん)北海道!?かなり遠いですね。どんなに遠くても現地には行かれるんですか?

ーはい。必ず現地に伺っています。このスタンスは変わらないですね。

実際にシェルターがどんな様子なのか、どのように運営されているのか…大切な寄付をお届けすることになりますから、しっかりと確認をしています。

審査が通って認定団体となった後も、担当リサーチャーは年に1回は団体の譲渡会などのイベントに参加するなど、密に連絡を取って団体の方との絆を深めるようにしています。

(はらだ)しっかりとした基準と目で見てくださっているので安心感がありますね!

ーやっぱり自分の寄付したお金が、どのように使われているのか、そもそもちゃんと使われているのかって寄付者様からすると不安なところですよね。

そういったところをカバーするために、アニマル・ドネーションでは各認定団体の「活動レポート」と「使い途レポート」をサイト上にアップし、実際に今どんな活動をしているのか、いただいた寄付はどのように使われたのかをしっかり伝えています。

(ちばくん)寄付したお金が、ちゃんと団体さんに届いて、そしてその中でもどんな風に使って貰えたのか。特に保護団体の場合は、どれだけの命を救う事が出来たのかをここまで知ることが出来るととっても安心ですね。私も初めての一歩を踏み出せそうです!

(はらだ)山本さんはどのような活動をされていらっしゃるんですか?

ー先ほども少し話に出ましたが、前職のノウハウを活かしてアニマル・ドネーションではWEBディレクターを担当しています。

例えば年に1回発行している会報の製作や、ホームページの各認定団体さんのページを監修しているのがメインですね。このような形で広報として動いたり、先日は環境省へインタビューに行かせていただいたりもしました。

▲発行されている会報。認定団体さんのお話や、最近のレポートまで様々。

ーその他に私個人も別の団体に所属して犬の保護活動をしていて、今は3匹と暮らしているのですが、そのうち1匹は保護犬で里親が見つかるまで一緒に暮らしています。

今保護している子はこの子なんですが、もう可愛くて可愛くて仕方ないです(笑)

(はらだ)保護活動もされていらっしゃるんですね!

 (写真を見せてもらう)

きゃ~~!かわいい!!確かにこれは可愛くて仕方ないですね!(*^^*)

(ちばくん)わぁ!かわいい~~~!!つぶらな瞳にキュンとしてしまいますね♡

3匹並んでいる姿もとってもかわいい!

▲右端のワンちゃんが保護している子。くりくりお目目がとてもキュートです。

(はらだ)実は昔、知り合いの育児放棄されたラブラドールレトリバーを保護して引き取ったことがあるんですよ。

(ちばくん)そうなんですか?

(はらだ)そうそう。その子はほかの犬とも仲良くできなくて、ほかの犬を噛んでしまうから、私が引き取るってことになったんですけど、やっぱりラブラドールだから力も強いし…で、介助犬協会の方にお世話になって、トレーニングをやってもらったりして…すごい苦労をした子だったんです。

ーたしかにそれは大変ですね…!!かなり苦労されたんじゃないですか?

(はらだ)それまでも犬を飼っていたことはあったんですが、初めて育てるのに苦労しましたね…。協会の方にトレーニングはしてもらっているけれど、自分でもしなくては!と思って本とか見たり、自分でも勉強したりして。

そんな時に色々調べていく中で私は保護犬という存在を知ったんですが、元々犬が好きなので、そういう動物保護とかをしている団体へ寄付をしたいというのがあったんですね。

そして今回オレフィーチェでこうしてチャリティープログラムとして募金を行う事になったので、どこか一つだけでなく多岐にわたって動物の福祉を考えてくださっているアニマル・ドネーションさんにお声をかけたんです。

今日こうして実際にお話を聞いて、現地訪問をされている事や、レポートの存在も知れて、私もとっても安心しました!

コロナ禍での戦い

(ちばくん)コロナ禍でどのような影響がありましたか?

ー特に保護団体に影響が大きかったと思います。先ほど少し出てきましたが、団体さんのほとんどは小さいところが多く、そしてボランティアさんでなりたっているんです。

それこそ自分の仕事の合間を縫って保護活動をされていたり、自宅で保護していたり…。

本来であれば、保護して、譲渡会などで新しい家族を探し送り出すのが一通りの流れなのですが、コロナの影響で譲渡会が一切できない状態になってしまったんです。

(はらだ)譲渡会が一切なくなってしまう、というのはかなりの打撃ですね…。

ーそうなると、レスキューを必要としている犬や猫はいるけれど、すでに保護した子たちが里親のところに行くことも出来ないので、流れが滞ってしまっていました。

ですが、やはり皆さんお優しいので、本当は1匹しかレスキューする余裕がないけれどこの期間は2匹預かります、といった感じで、何とかして保護しようとしてくれていたのですが、もうほとんどパンク寸前の状態でギリギリを保っている…というような状況でした。

(はらだ)想像していたよりも状況はギリギリなんですね。そんな中でもやはり皆さん救いたいという想いのもと、限界まで動いてくださっているなんて…。本当に尊敬します。

 

ーそうなんです…。

そんな中、先駆的な団体さんがいち早くオンライン譲渡会をスタートしたんです。実際にオンライン譲渡会をやってみてどうだったか、どのように行ったかなどヒアリングをさせていただいて、他の団体さんの参考となるように情報の共有を行いました。

普段それぞれの団体さんは団体同士での情報共有はあまりしていないので、アニマル・ドネーションがハブの機関としての役割を果たすことで、今ではいくつかの団体がオンライン譲渡会を開催するようになりました。

担当リサーチャーを通じて、現場の様子がリアルタイムで伝わってきますので、今何を必要としているのか。どう動くのが良いのか、ということが見極めやすくなります。団体さんとのつながりを強く持つというところを特に重視して動いています。

ーまた、今年立ち上げた「多頭飼育崩壊」の緊急支援基金を担当しているのですが、タイミングもあるとは思うのですが緊急事態宣言が明けてから、何件かレスキューの報告が上がってきました。

(ちばくん)多頭飼育崩壊…。しばしばニュースで取り上げられることもありますね。

ー多頭飼育崩壊って、実は誰にでも起こり得ることなんですよ。

(ちばくん)えっ!そうなんですか?

ー例えば猫をオス・メスで飼っていて、ただ不妊去勢手術をするのを先延ばしにしてしまったとか、しなかったとか、始まりはそれだけなんです。

でも、たった一度、それだけでもどんどん大きなことになっていってしまいます。

特に猫は繁殖のペースが速いので、最初は2匹だったのが子供が生まれて6匹に、そしてその子供がまた子供を産んで…とあっという間に30匹、50匹と増えていってしまうんです。

(ちばくん)想像以上のペースでした…。時間が経てば経つほど、どんどん収拾がつかなくなっていってしまいますね。

ーそうなんです。あまりにも頭数が多い場合は、一つの団体だけでは対応できないので他団体も協力することがあります。行政が指導に入ることもありますね。

(はらだ)一つの団体さんだけではなく、他団体や行政とも連携することがあるんですね。それはなぜですか?

ー捨てられた動物を保護するのとは違って飼い主さんがいますので、その方との交渉などを行う必要があるのです。

多頭飼育崩壊は犬猫だけを救うわけではなく、飼い主も救うことが大切になってきますから。

ー私は普段は、WEB関連のサポートがメインなので、団体さんと直接やりとりをすることは少ないのですが、この緊急支援基金の担当になって実際に多頭飼育のレスキューを行った団体さんのレポートを読み、添付された写真を見ると、ぐっと胸にくるものがありますね。

救うことが出来て、本当に良かった。

団体さんからも寄付金のおかげでレスキューに入れました、という報告があるとやっていて良かった、ととてもやりがいを感じますね。

人と動物が、楽しく暮らせる世界を目指して

ーそうそう、実は『動物の対象と定義』って国ごとに異なるんですけど、ご存知ですか?

(はらだ)動物とは何か、という事ですよね。うーん…。説明するとなると…難しいですね…。うまく言葉にできないというか…。動物の対象と定義って決まっているんですね。どのように違うのですか?

ー中々表現するとなると難しいですよね(笑)

まず、日本だと「動物は命あるもの」としています。

対して動物福祉が進んでいるEUでは、動物は「感受性のある生命存在」であるとしているんですね。ほかにもフランスだと「動物は人間と同じく感覚ある存在」としています。

文化や法律の違いはあれど、この言葉だけでヨーロッパは一歩先にいることが分かります。

(はらだ)「動物は感受性のある生命存在」…。まさにその通りですね。

(ちばくん)確かに…。「動物とは?」と聞かれたら、確かに命あるものですが…感覚も心もありますものね。そこに対して何も記載がないのは、確かに少しもやっとしてしまいました。

ーそうなんです。

なので、海外に住んでいるアニマル・ドネーションのスタッフと協力して、今海外の動物福祉事情をリサーチしてサイト上に掲載しています。誰でも読むことが出来るので、ぜひ!

もちろん、日本のすべてがいけない、というわけではありません。

時代が変わって自分の暮らしをアップデートするように、色々な状況を知って、動物の福祉に対する認識も変わっていけたらと思います。

▲一緒に暮らしているワンちゃんと触れ合う山本さん

(はらだ)では最後に、動物の福祉を世界トップレベルにする、というのがアニマルドネーションさんの長期的な目標とのことですが、山本さん自身はどのような未来を目指していますか?

ーそうですね…。難しい事ではないんですが、やっぱり人も動物も本当の意味で楽しく暮らせる世界になったら、と思っています。

日本はいわゆる先進国ではありますが、来年オリンピックなどで動物福祉に対して先駆的な国の方々が来日した時に、「日本って実は…」となってしまわないように、アニマル・ドネーションもこの年を目処に色々な事を変えようとしてきました。

発展途上国と言われるところでも、動物が生き生きと暮らしている国もあります。

なので、お金があるとかないとか、発展しているとかいないとか、動物の福祉ってそういうところで決まるわけではないような気がします。やっぱり人の心。人の意識の部分が大切になってくるとんじゃないかと。

家族として迎える。そのための準備として、飼い主も知識を身に着ける。そして迎えた後は、終生飼育する、という事を忘れず一緒に暮らしていただきたいですね。

ちょっとカッコいい言葉になってしまいますが、「人と動物が共生できる社会の実現」を目指していきたいですね!

>>アニマル・ドネーションさんホームページはこちらから<<


自分にできることは何か。

人の生活に、はるか昔から寄り添ってきた、今では居て当たり前の存在である、動物。

日々私たちを癒してくれたり、生活を助けてくれている動物にとって、この世界は住みよい場所なのか。今回のインタビューの中で「動物の福祉」という言葉を聞き、果たして自分は今までこのことを考えたことがあっただろうか、と思いました。

暮らしていると、自分のことにばかり目が行ってしまいますが、動物もまた心を持った存在です。同じ言語で返してくれるわけではないけれど、それでもしっかり心がつながっています。そんな彼らのために自分ができることはなにか。今動けば、どこかで辛い目に合っている子を救うことが出来るかもしれない。

こうして安心して支援できるように活動してくださっている方がいるのだから、私もほんの少しでも一歩を踏み出そう。そう思うことが出来ました。

(インタビュー:はらだ、ちばくん、文:ちばくん)


現在アニマル・ドネーションさんでは、コロナ禍の今年、不安な人間の側に寄り添ってくれた犬猫に感謝のキモチを送ろうという企画を2021年1月31日(日)まで開催しています。

ぜひご覧ください。


 

Chiba’s Selection Jewelry

オレフィーチェにも、ワンちゃん猫ちゃんをはじめ動物が好きなお客様はたくさんいらっしゃるかと思います。

仕事や用事でそばを離れる時、どんな時でも存在を感じられるように、大切な家族である彼らにまつわるジュエリーはいかがでしょう?

大切な存在を傷つけないストレスフリーな滑らかなデザインや、名前のイニシャル。その子にまつわるカラーなど。

お守りのように身に着けて、愛しい想いをいつもそばに。

PICKUP JEWELRY


過去のインタビューはこちらから

https://wp.orefice.jp/sp_articles/19300/

https://wp.orefice.jp/sp_articles/18183/

https://wp.orefice.jp/sp_articles/17592/

https://wp.orefice.jp/sp_articles/17123/