ジュエリーライフを楽しむための【愛用ジュエリーとの付き合いかた】

こんにちは。スタッフなみこです。

先日「テネルハーフエタニティ」リングを購入し、ふと視界に入る繊細な輝きに見惚れてしまうこの頃です。

ふだんあまり細身のリングを着けないのでつい過保護になってしまい、「繊細だから壊してしまいそう……」と思うお気持ちがよくわかるようになりました笑

ですが、そのせいでこの輝きを敬遠するのはやはりもったいないです…！
少し取り扱いに気を付けていただければ必要以上に心配する必要はありませんので、『変形しやすいジュエリーの扱い方や着脱時の注意ポイント』についてご紹介したいと思います！

まずどんなアイテムでもご注意いただきたいのが「衣服の着脱時」です。
K18やプラチナは柔らかい金属なので、小さな爪や凹凸に繊維が引っ掛かってその1点に力が集中してしまうと、すぐに変形してしまう可能性があります。

またチェーンが首や洋服に引っかかってしまうのも危ないので、お着替えの際は必ずジュエリーを外すようにしてくださいね。

続いてはアイテムごとに注意ポイントをご紹介します。

リングは特に着用中の変形リスクが高いアイテムです。

「硬いもの・重いもの」をぎゅっと掴んだり持ち上げたりする動作によって、知らず知らずのうちに負荷がかかってアームが歪んでしまうことがあります。それが原因で宝石を留めているツメが緩み外れてしまうこともあるので、買い物袋や段ボールなどを持ち上げる際はリングを外すようにしてください。

加えて「シモン」リングなどアームに対して垂直にデザインがある場合はテーブルなどに手をついたりしたりしないようにお気を付けください。

また、事前に防ぐことは難しいですがドアなどに手をぶつけた衝撃でリングのツメが動いてしまうこともあります。硬いものに当たったな、と思ったら、サッと宝石が外れていないかチェックしてみてください。原因がわかりますし、もし外れてしまっていても宝石を拾える可能性が上がります！

ピアスは着脱時に変形したり、ポストが折れたりしやすいアイテムです。
特にスタッドピアスは左のようにモチーフの表面・裏面を挟むように持つとポストの根元に負荷がかかりやすくなります。右のように側面を2本の指で優しく支えるようにして持つと変形・ポストへの負荷を防げます。

また着用時も、次の画像のように持つとうまく力が入らず不安定になってしまいます。なるべくポストとモチーフの根元を持つようにしてくださいね。

また、新品のキャッチはまれに硬くてポストにうまく入らないことがあります。
特にプラチナやホワイトゴールドは地金の性質上、他の金種に比べてややきついことが多いです。

耳に着用する前に手元で何度か抜き差しすると改善する可能性がありますが、緩みすぎても元に戻せなくなってしまうためご不安な場合はOreficeまでお気軽にお送りください。スタッフが微調整をしてお戻しいたします。
またピアスは睡眠時、入浴時にも変形・紛失しやすいので必ず外すようにしてください。

ネックレスやブレスレットはトップよりもチェーン切れのお修理が多いです。
白状すると私はこの冬、タートルネックの上からネックレスを付けているのを忘れて脱ごうとして何度も自分の首をしめています…が、危険なので皆様お気を付けください！;;

また写真のようにロングヘアの場合は髪の毛の上から着けると、チェーンに負荷がかかりますし引き輪などに引っかかって髪を傷める可能性もありますので、避けるようにしてご着用ください。

ブレスレットは手首との隙間にゆとりがありすぎると引っ掛かりやすくなってしまいます。こちらを参考にして長すぎないサイズ感でご使用いただくことで、引っ掛かりによる負荷を減らすことができます。

またチェーンはコマが密になっているので比較的切れにくいのですが、知らず知らずのうちに伸びてしまっていることがあります。

一方でネックレスのアジャスターカンはチェーンコマより少し細めの金線で作られており、強い負荷がかかったら首を傷つける前にこの部分で切れるように安全面が考慮された作りになっています。

チェーンの伸びは少々わかりにくいのですが、お手持ちのネックレスのアジャスターカンを確認していただくと目安としてわかりやすいかと思います。

もしアジャスターカンが楕円形に変形している場合は、全体的に伸びていたり負荷がかかって切れやすい状態になっている可能性が高いためお早めに修理のご相談をいただければと思います。

なおオレフィーチェでは、5年ごとの無料アフターフォローとして【特別メンテナンスサービス】を行っております。ぜひご活用ください^^

いかがでしたでしょうか。
自然と意識されていたこともあれば、気が付かずにやってしまっていたということもあるかもしれません。あまり心配しすぎずもよくありませんが、少しの思いやりをもってこれからもジュエリーライフをお楽しみください。
ありがとうございました！
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